2019年04月07日

田舎暮らし 〜 時に惨敗も 〜

 釣りは自然を理解していれば簡単だ。しかし、いつも自然は凡人の理解を超える。こちらが気後れするほど続々と釣れることもあれば、竿を折ってさっさと帰りたくなるほど見放される日もある。釣りは、それの繰り返しだ。そして、そのたびに新しい発見がある。

 一昨日は久しぶりに気温が上昇。それにつれて渓流の水温も上がったらしく、どこのポイントでも魚はハイテンションだった。食い渋りの時はわずかに餌にもルアーにもカスるだけで終わってしまうが、この日はバッチリと食いついてくる。ところどころで上がる魚のハネも活性の目安になる。食いが立つときは、餌やルアーを投げ込み始めると、あちらこちらで魚がハネるようになるものだ。
 魚は神経質だ。特にポイントが狭い渓流では、普通なら同場所で2尾目を釣り上げるのは難しい。1尾目が釣り上げられる時のバタバタで他の魚は散ってしまうからだ。しかし、活性が高いと、2尾、3尾と立て続けに釣れる。この日もまさにそうだった。今の時期は、水温が最大のファクター。冷え込み、水温が低い方に急変するケースは最悪だ。そして、昨日がその典型だった。

 目覚めて外に出ると、前日と違って冷たい西風が強かった。これでは餌釣り用の6mの竿は思うように振れない。前日に比べたら気温もかなり低い。これでは水温もかなり下がっているに違いない。迷った末に思い切って釣り場へと向かう。釣りは心身の鍛錬でもある。釣れなくても良い。
 前日、竿が振りやすいように流れにかぶさるように突き出したネコヤナギの小枝を折っておいた。ミミズを付けて第一投。居れば必ずアタルはずだ。風が仕掛けの投入方向に吹いている。着水点はバッチリとコントロールできている。流れに乗せて餌を流してやる。瀬尻でアタリ。しかし、食いこまない。カスルような弱いアタリだ。やはり、活性は低い。道筋を少しずつ変えて餌を流してやる。何度か瀬尻の同場所でアタルも食いこまない。大抵、その場所、その時々で捕食ポイントは決まっているものだ。結局は、17〜18センチ級のヤマメを1尾釣り上げただけで竿を畳む。
 
 大石が転がり、枯れ草が覆う河川敷を歩いて戻る。足元が覚束ない。体が冷えて足腰が固くなっていた。


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posted by 釣魚迷 at 04:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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